訪問看護の利用方法ナビ 【医療と介護保険】

訪問看護とは

訪問看護というのは、看護師や保健師が患者の自宅を訪れて医療行為を行った
り、介護老人福祉施設や有料老人ホームなどを定期的に訪問して医療行為を
行うことを言います。

 

在宅医療の一つと位置づけられています。

 

具体的には、何らかの疾患を持つ患者の自宅や入居している施設に看護師の
ほうから出向き、健康状態を確認したり、必要であれば医療機器を使って
医療行為を行ったり、薬剤の管理を行います。

 

患者や患者の家族に対して医療的な指導を行ったり、機材や薬剤の説明などを
行ったりすることもあります。

 

元々は戦前に派出看護という上流階級家庭向けの契約で、看護師と個人とが
契約し、病院や患者の自宅で看護を提供していました。

 

病気の看護のほか日常生活の介助やリハビリテーションなど、専門的な知識を
持って契約者の身の回りの世話をする個人的な専門職種でしたが、戦後看護師
の需要が高まり、寿命の延長や核家族化などで更に看護師の需要は拡大して行
きました。

 

近年では病院や自治体から派遣される形で訪問看護が行われていますが、
病院でのベッド数の確保や高齢者の病院滞在時間を短縮させるために、
急を要さない治療に関しては患者の自宅で医療行為を行うことが推進された
背景もあります。

 

現在では介護保険法が成立し、常時医療行為を必要としない高齢者については
介護士による在宅での生活介助を行いつつ、看護師による定期的な医療訪問を
行うための訪問看護ステーションなども法律上明文化されています。